2026年12月31日

記事一覧

501記事

【日常系税務リーガルマインド】
税理士だって日常系税務でリーガルマインドを実践したい!
親族概念の、いてもいなくてもどっちでもいい奴感
森田宏樹「契約責任の帰責構造」(有斐閣2002) 〜印紙税法における「結果債務・手段債務論」の活用 
内面重視 〜ブログタイトル変更しましたのお知らせ
「リーガルマインドとは何か?」
税法・民法における行為規範と裁判規範(その1)
税法・民法における行為規範と裁判規範(その2)
税法・民法における行為規範と裁判規範(その3)
税法・民法における行為規範と裁判規範(その4)
税法・民法における行為規範と裁判規範(その5)
税法・民法における行為規範と裁判規範(その6)
税法・民法における行為規範と裁判規範(その7)
からくりサーカス租税法 〜文言解釈VS趣旨解釈、そして借用概念論へ
アレオレ租税法 〜立案者意思は立法者意思か?
国税庁『Q&A』解釈方法論 序説

【判例イジり】
解釈の解釈を解釈する(free rider) 〜東京高裁平成30年7月19日判決
加算税をめぐる国送法と国税通則法の交錯(平成29年9月1日裁決)
解釈の解釈の終わり? 〜さらば東京高裁平成30年7月19日判決
横流しする趣旨解釈(TPR事件・東京高裁令和元年12月11日判決)
解釈の解釈は終わりました。〜最高裁令和2年3月24日判決【判例速報】
解釈の解釈の介錯 〜最高裁令和2年3月24日判決
税務訴訟におけるゴリ押しVS誉めごろし 〜税務トロイの木馬(Tax Trojan Horse)
テンプレ判決 〜ムゲン・ADW事件判決(最判令和5年3月6日)
虚弱判決(その1) 〜ムゲン・ADW事件判決(最判令和5年3月6日)
虚弱判決(その2) 〜ムゲン・ADW事件判決(最判令和5年3月6日)
みずほCFC事件判決 〜最高裁令和5年11月6日判決 (雑感)
みずほCFC事件判決(最高裁令和5年11月6日)と形式的犯罪論
最高裁令和6年5月7日・第三小法廷判決 速感
《通達みてえな判決》 〜「判例」としての最高裁令和6年5月7日判決
規範がない。あんなの飾りです。 〜最高裁令和6年5月7日判決の法的構造
法廷意見をHACKしよう!! 〜最高裁令和6年5月7日判決の多数意見vs補足意見
大法廷判決をHACKしよう!! 〜最高裁令和6年5月7日判決における《面従腹背》システム
最高裁令和6年7月4日・第一小法廷判決 雑感(労災・メリット制)
最高裁令和6年7月4日第一小法廷判決(労災・メリット制)における「行政/司法」と「実体法/手続法」の交錯
最高裁令和6年7月18日・第一小法廷判決(外国子会社合算税制) 雑感
だから巡ってないってば! 〜最高裁令和4年4月19日第三小法廷判決(財産評価)
平等権と、課税公平主義のあいだ 〜最高裁令和4年4月19日判決における「平等原則」とは?
《税負担の累積防止》なる税務ミームについて 〜最高裁令和5年3月6日判決(ADW事件)
判例が、言っていることいないこと。 〜最高裁令和5年3月6日判決(ADW事件)
複層的審査基準論 〜最高裁令和4年4月19日判決(財産評価)
論証パターンの作り方 〜最高裁令和5年3月6日判決(ADW事件)を素材に。

【法律書マニアクス】
供え本(法学体系書編)
石田穣「民法総則」(悠々社1992・信山社2014)
人類は、差異を産み育むことでマニアとなる。 〜法律書マニアクス全開
潮見佳男「民法(全) 第3版補訂版」(有斐閣 2025)
法学研究書考 〜部門別損益分析論
積読ループ
「法律学大系」(有斐閣) 〜或るstalk。
最近の気になる本
積読のあゆみ 〜基本書編(2024年前半戦)

【法学入門書探訪】
横田明美「カフェパウゼで法学を―対話で見つける〈学び方〉」(弘文堂2018)
大屋雄裕「裁判の原点:社会を動かす法学入門」(河出書房新社2018)
道垣内正人「自分で考えるちょっと違った法学入門 第4版」(有斐閣2019)
団藤重光「法学の基礎」(有斐閣2007)
伊藤正己「近代法の常識」(有信堂1992)
南野森「ブリッジブック法学入門(第3版)」(信山社2022)
太田勝造「AI時代の法学入門 学際的アプローチ」(弘文堂2020)
南野森「法学の世界」(日本評論社2019)
森田果「法学を学ぶのはなぜ?」(有斐閣2020)
宍戸常寿・石川博康編「法学入門」(有斐閣2021)
白石忠志「法律文章読本」(弘文堂2024)

【租税法の教科書】
税法思考が身につく、理想の教科書を求めて 〜終わりなき旅
金子宏・中里実「租税法と民法」(有斐閣2018)
中里実ほか「租税法概説 第4版」(有斐閣2021)
金子宏「租税法 第24版」(弘文堂2021)
岡村忠生ほか「租税法 (有斐閣アルマ)」(有斐閣2017)
三木義一「よくわかる税法入門 第19版」(有斐閣2019)
渡辺徹也「スタンダード法人税法 第3版」(弘文堂2023)
田中二郎「租税法(第3版)」(有斐閣1990)
浅妻章如「ホームラン・ボールを拾って売ったら二回課税されるのか」(中央経済社2020)
酒井克彦「プログレッシブ税務会計論」(中央経済社2018)
「新 実務家のための税務相談(民法編) 第2版」(有斐閣2020)
伊藤滋夫編「租税訴訟における要件事実論の展開」(青林書院2016)
佐藤英明「スタンダード所得税法 第4版」(弘文堂2024)
浅妻章如,酒井貴子「租税法」(日本評論社2020)
租税法教科書における記述割合の変遷 〜金子宏「租税法」(弘文堂)を素材に。
酒井克彦「クローズアップ課税要件事実論 第6版」(財経詳報社2023)
鹿田良美「判例から読み解く よくわかる相続税法」(有斐閣2022)
佐藤英明,西山由美「スタンダード消費税法」(弘文堂2022)
北村豊「見解の相違を解消するヒント」(中央経済社2022)
渕圭吾「租税法講義」(有斐閣2024)
中川一郎「税法学巻頭言集」(清文社2013)
三木義一「よくわかる税法入門 第19版」(有斐閣2025)

【アクティブ・ラーニング】
アクティブ・ラーニング租税法【実践編】(実税民1)
アクティブ・ラーニング租税法【実践編】(実税民2)
アクティブ・ラーニング租税法【実践編】(実税民3)
アクティブ・ラーニング租税法【実践編】(実税民4)
アクティブ・ラーニング租税法【実践編】(実税民5)
アクティブ・ラーニング租税法【実践編】(実税民6)
アクティブ・ラーニング租税法【実践編】(実税民まとめ)

【税務】
あるべき税理士
肩たたき券取引と税務
税金(国税)の納付の仕方(いろいろ)
税金(地方税)の納付の仕方(いまいち)
税金(地方税)の納付の仕方(前進)
眞鍋淳也「税務調査は弁護士に相談しなさい」(ディスカバー2024)

【税理士法】
『印紙税法は弁護士にお任せしなさい?? 〜税理士法解釈序説』(その1)
『印紙税法は弁護士にお任せしなさい?? 〜税理士法解釈序説』(その2)
『印紙税法は弁護士にお任せしなさい?? 〜税理士法解釈序説』(その3)
『印紙税法は弁護士にお任せしなさい?? 〜税理士法解釈序説』(その4)
『印紙税法は弁護士にお任せしなさい?? 〜税理士法解釈序説』(その5)

【法人税法】
税務における事前判断と事後判断 〜所得拡大促進税制の適否判定(また改正するので)
ふたりはプリキュア(後日テコ入れで増員) 〜グループ法人税制のおさらい〜
武器としての所得拡大促進税制 〜労働者にとっての。
ここがヘンだよ所得拡大促進税制 〜委任命令におけるゆらぎとひずみ
さらば所得拡大促進税制(Arrivederci) 〜評判良ければ続くやつ
みんな大好き!倒産防(その1) 〜措置法解釈手習い
「定期同額給与」のパンドラ(やめときゃよかった)
西村美智子 中島礼子「組織再編税制で誤りやすいケース35」(中央経済社2020)
未払決算賞与の損金算入時期と、なんちゃって私法準拠の弊害
珍奇な新規 〜人材確保等促進税制における「国内新規雇用者」について(令和3年度税制改正)
珍奇な新規(続) 〜『人材確保等促進税制御利用ガイドブック(令和3年5月31日公表版)』
留保金課税における資本金基準と株主構成基準の交錯
非適格は「非適格である」であって「適格でない」ではない 〜組織再編税制
みんな大好き!倒産防(その2) 〜令和6年度税制改正大綱
みんな大好き!倒産防(その3) 〜令和6年度税制改正大綱
みんな大好き!倒産防(その4) 〜令和6年度税制改正大綱
みんな大好き!倒産防(その5) 〜令和6年度改正法律案
みんな大好き!倒産防(その10) 〜月割できる奴は誰だ!
定期同額給与(手取り同額型)と定額減税(その1)
定期同額給与(手取り同額型)と定額減税(その2)
使途不明金と使途秘匿金 〜だから違うっつんてんだろ!
みんな大好き!倒産防(その10) 〜益金ルール不存在
「事前確定届出給与、支給日前に不支給決議すればお咎めなし」なる謎理論について
《民法会計》なる奇説について
短期前払費用の「等質等量」テーゼ(その1) 〜序論
短期前払費用の「等質等量」テーゼ(その2) 〜法源論
短期前払費用の「等質等量」テーゼ(その3) 〜根拠論1
短期前払費用の「等質等量」テーゼ(その4) 〜根拠論2
短期前払費用の「等質等量」テーゼ(その5) 〜具象論
《個人は強制償却、法人は任意償却》なる誤導テーゼについて

【所得税法】
社員割引
出張手当は節税になるのか?
支払調書における「支払金額」(支払の確定した金額)について
利子・配当・譲渡所得の課税方式の選択について(2020.2.24現在)
支払調書における「支払金額」(支払の確定した金額)について【追補】
さよなら「権利確定主義」(その1) 〜事業所得と給与所得
さよなら「権利確定主義」(その2) 〜不動産所得
さよなら「権利確定主義」(その3) 〜譲渡所得
さよなら「権利確定主義」(その4) 〜違法所得
「生活に通常必要な動産」で「生活に通常必要でない動産」
サラリーマンマイカー訴訟 〜生活に通常必要でも必要でなくもない資産
伊藤滋夫ほか「要件事実で構成する所得税法」(中央経済社2019)
どこまでも追いかけてくる、夜の月のように 〜租税回避チャレンジ
リーガルマインド住宅ローン控除(その1) 〜転勤と住宅借入金等特別控除
リーガルマインド住宅ローン控除(その2) 〜転勤と離婚と住宅借入金等特別控除
リーガルマインド住宅ローン控除(その3) 〜転勤と死別と住宅借入金等特別控除
リーガルマインド住宅ローン控除(その4) 〜転勤と死別と姻族と住宅借入金等特別控除
長崎年金二重課税訴訟の要件事実(と称するところのもの)
必要経費 vs 家事費・家事関連費
信託型ストックオプション雑感
みんな大好き!倒産防(その6) 〜小規模共済もお好きでしょ
みんな大好き!倒産防(その7) 〜中退共もお好きでしょ
みんな大好き!倒産防(その8) 〜みんな違ってみんな好き
みんな大好き!倒産防(その9) 〜事例演習
『定額減税、年末調整でやるから月次でやらなくていいしょや?』(税務編)
『定額減税、年末調整でやるから月次でやらなくていいしょや?』(労務編)
雑損控除の要件整理 〜助走編
雑損控除における「盗難」「横領」 〜立てよ!借用概念論!
雑損控除における「資産」について 〜或いは所得税法におけるヒトの活動領域
『所得控除を受けられる奴は誰だ!』(その1)
『所得控除を受けられる奴は誰だ!』(その2)
所得税法における「総論・各論問題」について
『租税法教科書における《帰属所得》の説明は、なぜしっくりこないのか?』
いろんな配偶者(所得控除編)
いろんな親族(所得控除編)
一時所得がキモいのだが。
なぜ通勤手当は非課税所得なのか? 〜さよなら包括的所得概念論
特定親族特別控除の条文構造
配偶者(特別)控除と複数夫婦制 〜頑張れ借用概念論
「保育料は必要経費か」はどのように判断すればよいか? 〜《規範の学》としての法学の有用性
「保育料は必要経費か」はどのように判断すればよいか?(続) 〜《規範の学》としての法学の有用性
役員に対する通勤手当は「給与」か。 〜所得税法と民法の交錯

【年末調整】
色々な壁の話し(配偶者控除・配偶者特別控除)2018ver.
年末調整H29
リーガルマインド年末調整(その1) 〜規範論的アプローチと類型論的アプローチの相克
リーガルマインド年末調整(その2) 〜規範論的アプローチと類型論的アプローチの相克
リーガルマインド年末調整(その3) 〜規範論的アプローチと類型論的アプローチの相克
リーガルマインド年末調整(その4) 〜規範論的アプローチと類型論的アプローチの相克
機能的年末調整論(その1) 〜年末調整と離婚(配偶者)
機能的年末調整論(その2) 〜年末調整と死別(配偶者)
機能的年末調整論(その3) 〜年末調整と結婚(子)
機能的年末調整論(その4) 〜年末調整と死別(子)
リーガルマインド法定調書合計表 〜規範論的アプローチと類型論的アプローチの相克
リーガルマインド年末調整 〜休職者と年末調整

【消費税法】
消費税、免税とるって大変よ、という話(2018.1.11現在のルール)。
特定新規設立法人のインフィニティ感
引けない消費税 〜リバースチャージと控除対象外消費税
益税憎んで損税憎まず 〜消費税法の理論構造(種蒔き編1)
〈還付をみたら泥棒と思え〉思想 〜消費税法の理論構造(種蒔き編2)
消費税は〈偽装〉法人税? 〜消費税法の理論構造(種蒔き編3)
二元的消費課税論 〜消費税法の理論構造(種蒔き編4)
合成の悪魔 〜消費税法の理論構造(種蒔き編5)
さよなら付加価値税 〜消費税法の理論構造(種蒔き編6)
「譲渡−インボイス=???」 〜消費税法の理論構造(種蒔き編7)
消費税における《後のせサクサク vs 先入れドロドロ》 〜消費税法の理論構造(種蒔き編8)
《インボイスをもって益税を割く》 〜消費税法の理論構造(種蒔き編9)
条文構造(インボイス前) 〜消費税法の理論構造(種蒔き編10)
条文構造(インボイス後) 〜消費税法の理論構造(種蒔き編11)
幻想消費税法 vs 条文消費税法 〜消費税法の理論構造(種蒔き編12)
電気通信利用役務の提供の構造1 〜消費税法の理論構造(種蒔き編13)
電気通信利用役務の提供の構造2 〜消費税法の理論構造(種蒔き編14)
偽装リバースチャージとしてのインボイス制度 〜消費税法の理論構造(種蒔き編15)
空想消費税法 vs 条文消費税法 〜消費税法の理論構造(種蒔き編16)
益税・損税・二重課税1 〜消費税法の理論構造(種蒔き編17)
益税・損税・二重課税2 〜消費税法の理論構造(種蒔き編18)
錬金術型消費課税 〜消費税法の理論構造(種蒔き編19)
予定は予定 〜消費税法の理論構造(種蒔き編20)
無限課税変 〜消費税法の理論構造(種蒔き編21)
オフィシャル村八分 〜消費税法の理論構造(種蒔き編22)
《輸出免税を見たら脱税だと思え》思想 〜消費税法の理論構造(種蒔き編23)
《免税事業者は消費税をネコババしている》思想 〜消費税法の理論構造(種蒔き編24)
租税作法論 〜消費税法の理論構造(種蒔き編25)
インボイス行為無価値論 〜消費税法の理論構造(種蒔き編26)
免税事業者Requiem(第1曲) 〜消費税法の理論構造(種蒔き編27)
免税事業者Requiem(第2曲) 〜消費税法の理論構造(種蒔き編28)
免税事業者Requiem(第3曲) 〜消費税法の理論構造(種蒔き編29)
小島孝子「電帳法とインボイス制度のきほん(令和5年度税制改正大綱対応版)」(税務研究会出版局2023)
《媒介者交付特例》がキモいのだが(その1) 〜消費税法の理論構造(種蒔き編30)
《媒介者交付特例》がキモいのだが(その2) 〜消費税法の理論構造(種蒔き編31)
《媒介者交付特例》がキモいのだが(その3) 〜消費税法の理論構造(種蒔き編32)
熊王征秀「消費税法講義録 第4版」(中央経済社2023)
【事例検討】インボイス経過措置(8割特例・5割特例) 暫定版
【事例検討】インボイス経過措置(8割特例・5割特例) 暫定版補遺
《特定業種優遇税制》としてのインボイス特例(その1) 〜消費税法の理論構造(種蒔き編33)
《特定業種優遇税制》としてのインボイス特例(その2) 〜消費税法の理論構造(種蒔き編34)
【事例検討】インボイス経過措置(8割特例・5割特例) 暫定版余滴
《特定業種優遇税制》としてのインボイス特例(その3) 〜消費税法の理論構造(種蒔き編35)
条文解析《インボイスいらない特例》の法的構造について(その1) 〜消費税法の理論構造(種蒔き編36)
条文解析《インボイスいらない特例》の法的構造について(その2) 〜消費税法の理論構造(種蒔き編37)
条文解析《インボイスいらない特例》の法的構造について(その3) 〜消費税法の理論構造(種蒔き編38)
条文解析《インボイスいらない特例》の法的構造について(その4) 〜消費税法の理論構造(種蒔き編39)
条文解析《インボイスいらない特例》の法的構造について(その5) 〜消費税法の理論構造(種蒔き編40)
【事例検討】インボイス経過措置(8割特例・5割特例) 確定版
【事例検討】インボイス経過措置(8割特例・5割特例) 決定版
調整対象固定資産と高額特定資産とインボイスと
自販機特例の改正(笑) 〜令和6年度税制改正大綱
条文解析《インボイスいらない特例》の法的構造について(その6) 〜消費税法の理論構造(種蒔き編41)
条文解析《インボイスいらない特例》の法的構造について(その7) 〜消費税法の理論構造(種蒔き編42)
条文解析《インボイスいらない特例》の法的構造について(その8) 〜消費税法の理論構造(種蒔き編43)
条文解析《インボイスいらない特例》の法的構造について(その9) 〜消費税法の理論構造(種蒔き編44)
消費税法における実質と形式、そして計算へ 〜消費税法の理論構造(種蒔き編45)
自販機特例の改正(笑)改 〜令和6年度税制改正
消費税法における「事業/事業者」概念の機能(その1) 〜消費税法の理論構造(種蒔き編46)
消費税法における「事業/事業者」概念の機能(その2) 〜消費税法の理論構造(種蒔き編47)
消費税法における「事業/事業者」概念の機能(その3) 〜消費税法の理論構造(種蒔き編48)
「反制定法的解釈について」 〜問d(フリマアプリ等により商品を仕入れた場合の仕入税額控除)
少額特例と電気通信利用役務の提供 〜消費税法の理論構造(種蒔き編49)
交付特例と保存特例の一体的理解(その1) 〜消費税法の理論構造(種蒔き編50)
交付特例と保存特例の一体的理解(その2) 〜消費税法の理論構造(種蒔き編51)
公売特例と8割控除 〜消費税法の理論構造(種蒔き編52)
内川毅彦「フローチャート消費税」(法令出版2022)
納税者有利とて。 〜社宅に係る仕入税額控除(質疑応答事例)
消費税、売上から見るか?仕入から見るか?(その1) 〜消費税法の理論構造(種蒔き編53)
消費税、売上から見るか?仕入から見るか?(その2) 〜消費税法の理論構造(種蒔き編54)
「ゼロ税率」という誤導。 〜消費税法の理論構造(種蒔き編55)
《特定業種優遇税制》としてのインボイス特例(その4) 〜消費税法の理論構造(種蒔き編56)
《特定業種優遇税制》としてのインボイス特例(その5) 〜消費税法の理論構造(種蒔き編57)
《特定業種優遇税制》としてのインボイス特例(その6) 〜消費税法の理論構造(種蒔き編58)
《特定業種優遇税制》としてのインボイス特例(その7) 〜消費税法の理論構造(種蒔き編59)
『個人事業者の消費税確定申告期限は2月末日です!?』(原則論)
「判例解説」の解説という禁忌(新・判例解説Watch 租税法 No.169(TKCローライブラリー))
なぜ給与は課税仕入れから除外されるのか? 〜消費税法の理論構造(種蒔き編60)
Amazonビジネス&インボイス 〜適格請求書だが適格請求書ではない
インボイス登録申請の条文構造 〜消費税法の理論構造(種蒔き編61)
インボイス百景(その1) 〜消費税法の理論構造(種蒔き編62)
インボイス百景(その2) 〜消費税法の理論構造(種蒔き編63)
インボイス百景(その3) 〜消費税法の理論構造(種蒔き編64)
インボイス百景(その4) 〜消費税法の理論構造(種蒔き編65)
インボイス百景(その5) 〜消費税法の理論構造(種蒔き編66)
インボイス百景(その6) 〜消費税法の理論構造(種蒔き編67)
実務書考 〜インボイス解説本を素材に
非課税売上押し付け課税 〜消費税法の理論構造(種蒔き編68)
これからの宇宙税法
ゼロ税率の世界へようこそ 〜消費税法の理論構造(種蒔き編69)
消費税法における分断と結合 〜消費税法の理論構造(種蒔き編70)
「帳簿」なんていらない!? 〜消費税法の理論構造(種蒔き編71)
簡易課税なら「帳簿」なんていらない!? 〜消費税法の理論構造(種蒔き編72)
税理士が教えてくれない、免税と非課税が違う《理由》
やっぱり「帳簿」なんていらない!? 〜消費税法の理論構造(種蒔き編73)
免除と免除 〜輸出取引と免税事業者と

【相続税法】
パラドキシカル同居 〜或いは税務シュレディンガーの○○
イタチ、巻き込み。 〜家なき子特例の平成30年改正
ヤバイ同居 〜続・家なき子特例の平成30年改正
関場修 山口暁弘「小規模宅地等の評価減の実務 第4版」(中央経済社2018)
タックスアンサーの中の譲歩と抵抗 〜小規模宅地等の特例を素材に
「要件書き込み」は趣旨解釈を駆逐する。〜小規模宅地等の特例を素材に
オーバーホール租税法・序論 〜小規模宅地等の特例を素材に
白井一馬「小規模宅地等の特例」(中央経済社2020)
僕たちは!出戻り保護要件です!! 〜家なき子特例の趣旨探訪1
ぼくたちは出戻り保護ができない。 〜家なき子特例の趣旨探訪2
あの日見た特例の趣旨を僕達はまだ知らない。 〜家なき子特例の趣旨探訪3(完)
タックスアンサー学習帳 〜やっててよかったTA式
貸付事業用宅地におけるトキ・ヒト・モノ(その1) 〜規範論
貸付事業用宅地におけるトキ・ヒト・モノ(その2) 〜類型論
貸付事業用宅地におけるトキ・ヒト・モノ(その3) 〜過程論1
貸付事業用宅地におけるトキ・ヒト・モノ(その4) 〜過程論2
貸付事業用宅地におけるトキ・ヒト・モノ(その5) 〜趣旨論
特定事業用宅地はトキ・モノ・モノ(その1)
特定事業用宅地はトキ・モノ・モノ(その2)
特定事業用宅地はトキ・モノ・モノ(その3)
特定同族会社事業用宅地は特定同族会社を保護しない
さよなら小規模宅地等の特例の趣旨探訪
小規模宅地の特例における「同意」について 〜注意書きワナビー
小規模宅地の特例における「同意」について 〜恐ろしき未分割申告の世界

【印紙税法】
私法の一般法とかいってふんぞり返っているわりに、隙だらけ。〜契約の成立と印紙税法
Janusの委任 〜成果報酬型委任と印紙税法
続・契約の成立と印紙税法(法適用通則法がこちらをみている)
続々・契約の成立と印紙税法(代理法がこちらをみている)
さよなら契約の成立と印紙税法 (結局いつもひとり)
魔界の王子と契約の成立と印紙税法
二段の推定と契約の成立と印紙税法 〜印紙税法における実体法と手続法の交錯
おかわり契約の成立と印紙税法(法人法がこちらをみている)
キャッシュレス決済と印紙税法 〜第17号文書(領収書)該当性について
印紙税法における手続論的展開 〜印紙税法レクイエム

【地方税法】
無償減資で均等割下げ(節税系の記事ではなく)
「合計所得金額」に退職所得は含まれるし含まれない。〜令和4年度税制改正大綱を素材に
非居住者に対する退職所得と住民税
例による×読替規定の鬼コンボ(その1) 〜地方税法の「合計所得金額」
例による×読替規定の鬼コンボ(その2) 〜地方税法の「合計所得金額」
みんな大好き!調整控除(地方税法37条、314条の6)

【国際租税法】
非居住者に支払う著作権の使用料と源泉徴収の要否について(その1)
非居住者に支払う著作権の使用料と源泉徴収の要否について(その2)
非居住者に支払う著作権の使用料と源泉徴収の要否について(その3)
非居住者に支払う著作権の使用料と源泉徴収の要否について(その4)
非居住者に支払う著作権の使用料と源泉徴収の要否について(その5)
非居住者に支払う著作権の使用料と源泉徴収の要否について(その6)
非居住者に支払う著作権の使用料と源泉徴収の要否について(その7)
非居住者に支払う著作権の使用料と源泉徴収の要否について(その8)
非居住者に支払う著作権の使用料と源泉徴収の要否について(その9)
非居住者に支払う著作権の使用料と源泉徴収の要否について(その10)
非居住者に支払う著作権の使用料と源泉徴収の要否について(その11)
非居住者に支払う著作権の使用料と源泉徴収の要否について(その12)
非居住者に支払う著作権の使用料と源泉徴収の要否について(まとめ)
井上康一・仲谷栄一郎「租税条約と国内税法の交錯 第2版」(商事法務2011)

【国税通則法】
納税義務の成立とは何か(その1) 〜国税通則法と消費税法の交錯
納税義務の成立とは何か(その2) 〜国税通則法と消費税法の交錯

【会計】
財務分析総論 〜稼ぐ、彼女の如く。
金子智朗「経営分析の超入門講座」(秀和システム2012)

【基礎法学】
「ポケット六法」は総合事項索引を倒さないと本体に攻撃が通らない 〜事項索引 de 勉強法
「法律学小辞典」の「小」は「小スキピオ」の「小」
ホッブズ「リヴァイアサン」 〜彼の設定厨。
田中成明ほか「法思想史」(有斐閣1997)
判例の機能的考察(タイトル倒れ)
ロジカルシンキングによる試験問題おイジり学習法
法律解釈のフローチャート(助走編)
フローチャートで遊ぼう。 〜フローチャート総論
フローチャートを作ろう(その1) 〜文理解釈(付・反対解釈)
フローチャートを作ろう(その2) 〜定義付け解釈
フローチャートを作ろう(その3) 〜縮小解釈(縮小系)
フローチャートを作ろう(その4) 〜拡大解釈(拡大系)
フローチャートを作ろう(その5) 〜慣習法
フローチャートを作ろう(その6) 〜判例法
法源の機能的考察
法における「要件/定義」と「効果/機能」
橋内武・堀田秀吾「法と言語 改訂版」(くろしお出版2024)

【民法】
潮見佳男「新債権総論1・2(法律学の森)」(信山社 2017)
潮見佳男「基本講義 債権各論 第4版」(新世社2021,2022)
ユーのネームは。 〜「新注釈民法」と私
前田達明「続・民法学の展開 (民法研究 第三巻)」(成文堂2017)
潮見佳男「詳解 相続法 第2版」(弘文堂2022)
平井宜雄「債権各論I上 契約総論」(弘文堂2008)
内田勝一「借地借家法案内」(勁草書房2017)
米倉明「プレップ民法(第5版)」(弘文堂2018)
池田真朗「スタートライン債権法(第7版)」(日本評論社2020)
窪田充見「家族法 第4版」(有斐閣2019)
時効の中断・停止から時効の完成猶予・更新へ
ドキッ!?ドグマだらけの民法改正
どんな子にも親に内緒のコトがある。 〜民法98条の2の謎に迫る(迫れていない)
後藤巻則「契約法講義」(弘文堂2017)
加賀山茂「求められる改正民法の教え方」(信山社2019)
内田貴「民法3(第4版)債権総論・担保物権」(東京大学出版会2020)
金井高志「民法でみる法律学習法 第2版」(日本評論社2021)
自分のドグマは自分で見えない。 〜「原始的不能のドグマ」再訪
大村敦志「新基本民法7 家族編 第2版」(有斐閣2025)

【労働法】
あえて言おう!カスであると!(被用者・応募者側からみたみなし残業代)
下井隆史「労働基準法 第5版」(有斐閣2019)
零れ落ちるもの(その1) 〜NO 雇用契約 NO 労働契約
零れ落ちるもの(その2) 〜有期雇用契約と改正民法の経過措置
零れ落ちるもの(その3) 〜有期雇用解約ルール
零れ落ちるもの(その4) 〜無期雇用解約ルール
零れ落ちるもの(その5) 〜内定解約ルール
土田道夫「労働契約法 第2版」(有斐閣2016)
リーガルマインド年次有給休暇 〜原則付与と比例付与
水町勇一郎「集団の再生」(有斐閣2005)
リーガルマインド事業場外労働のみなし労働時間制
松尾剛行「AI・HRテック対応 人事労務情報管理の法律実務」(弘文堂2019)
年休権は《更新》されない?(その1)
年休権は《更新》されない?(その2)
適用除外☆Gradation 〜育児介護休業法編
萩原京二、岡崎教行「個人契約型社員制度と就業規則・契約書作成の実務」(日本法令2023)
三六協定と特別条項のあいだ 〜rosso e blu
森戸英幸「プレップ労働法 第7版」(弘文堂2023)
倉重公太朗,白石紘一「実務詳解 職業安定法」(弘文堂2023)
安枝英�、,西村健一郎「労働法 第13版」(有斐閣2021)
吉田利宏「実務家のための労働法令読みこなし術」(労務行政2013)
水町勇一郎「水町詳解労働法 第3版 公式読本」(日本法令2024)
キャッシュレス決済と労働基準法 〜労働法における法令と通達の相克
何が違うの?休日と休暇。
「本採用」とは何か。
家族手当、1年分返せって正気ですか!?
「通勤手当の非課税限度額の引上げ」と就業規則 〜国税庁『Q&A』解釈方法論の展開
「通勤手当の非課税限度額の引上げ」と社会保険&労務

【社会保障法】
社会保険適用拡大について(2022年10月〜) 〜規範論的アプローチと類型論的アプローチの相克
いろんな産休と育休 〜法間インターフェイス論
「出産手当金支給申請書」違法論
養育期間標準報酬月額の特例はどっち?
【事例演習】育休期間中の社保免除
黒田有志弥ほか「社会保障法(有斐閣ストゥディア)」(有斐閣2019)
小西國友「社会保障法」(有斐閣2001)
堀勝洋「年金保険法 第5版」(法律文化社2022)

【会社法・商法】
前田庸「手形法・小切手法入門」(有斐閣 1983)
川口恭弘「金融商品取引法への誘い」(有斐閣2018)
近藤光男「商法総則・商行為法 第8版」(有斐閣2019)
関俊彦「商法総論総則」(有斐閣2006)
小塚荘一郎,森田果「支払決済法 第3版」(商事法務2018)
高橋美加ほか「会社法(第2版)」 (弘文堂2018) 〜付・税理士と会社法の教科書
大垣尚司「金融から学ぶ会社法入門」(勁草書房2017)
大塚英明ほか「商法総則・商行為法 第3版」(有斐閣2019)
安部 慶彦「詳解 合同会社の法務と税務」(中央経済社2023)

【民事訴訟法】
新堂幸司「民事訴訟制度の役割」(有斐閣1993)
新堂幸司「新民事訴訟法 第6版」(弘文堂2019) 〜付・民事訴訟法と税理士
大島 眞一「完全講義 民事裁判実務の基礎 上巻(第3版) 」(民事法研究会2019)

【知的財産法】
システム開発における先行者利益について
田村善之「知財の理論」(有斐閣2019)

【競争法】
白石忠志「技術と競争の法的構造」(有斐閣1994)
デビッド・ガーバー「競争法ガイド」(東京大学出版会2021)

【倒産法】
小林秀之「破産から新民法がみえる」(日本評論社 2018)
美人若女将連続バラバラ租税債権 〜犯人は破産法
徳田 和幸「プレップ破産法 第7版」(弘文堂2019)

【憲法】
大島 義則「憲法ガール Remake Edition」(法律文化社 2018) 〜あわよくばSuccubus。
戸松秀典「憲法」(弘文堂 2015)
ミシェル・トロペール(南野森訳)「リアリズムの法解釈理論」(勁草書房2013)

【行政法】
大橋 洋一「社会とつながる行政法入門 第2版」(有斐閣2021)
高木光「行政法」(有斐閣2015)
原田尚彦「行政法要論(全訂第七版補訂二版)」(学陽書房2012)
遠藤博也「行政法スケッチ」(有斐閣1987)
行政処分と行政処分の対話 〜処分間インターフェイス論序説

【刑法】
井田良「入門刑法学・総論」(有斐閣2018)ほか
井田良「講義刑法学・総論 第2版」(有斐閣2018)
井田良「講義刑法学・各論 第2版」(有斐閣2020)
辰井聡子「因果関係論」(有斐閣2006)
裁判所職員総合研修所「刑法総論講義案 (四訂版)」(司法協会2016)
松澤伸「機能主義刑法学の理論―デンマーク刑法学の思想」(信山社2001)
安田拓人ほか「ひとりで学ぶ刑法」(有斐閣2015)
小林憲太郎「ライブ講義 刑法入門」(新世社2016)
藤木英雄「公害犯罪」(東京大学出版会1975)
井田良「犯罪論の現在と目的的行為論」(成文堂1996)
橋爪隆「刑法総論の悩みどころ」(有斐閣2020)
所一彦「刑事政策の基礎理論」(大成出版社1994)

【国際私法】
視野を広げるための、国際私法
多層的請求権競合論と、メロンの美味しいところだけいただく感じの。
野村美明「新・ケースで学ぶ国際私法」(法律文化社2020)
多田望ほか「国際私法 (有斐閣ストゥディア)」 (有斐閣2021)
法適用通則法5条と35条における連動と非連動 〜法律学習フローチャート各論
双方的要件は準拠実質法を駆逐する。 〜婚姻成立の準拠法

【弁護士と税理士】
弁護士事務所と税理士事務所(似ていない)

【酒撮り】
東洋美人(一番纏 純米大吟醸)【山口】
雄町(天吹・純米吟醸)+ 愛山(天吹・大吟醸)【佐賀】
夢+叶(東薫大吟醸)【千葉】
寿 満寿泉(大吟醸)【富山】
夢穂波(大吟醸)【岩手】
獺祭(純米大吟醸 磨き二割三分)【山口】
浜千鳥(純米大吟醸)【岩手】

【ガジェット】
Logicool G105(ゲーミングキーボード)
Logicool G300s(ゲーミングマウス)
刷り込み−会計ソフトの選び方
開放感−そして携帯端末の思ひ出
架空の思い出 −私とテレビゲームの。
ジオンはあと10年は戦える
モニ旅。 〜ぼくのPCモニター遍歴
Logicool G910R(ゲーミングキーボード)
Logicool G813(ゲーミングキーボード)
【急募】星のカービィ缶バッジ(文字)の活用法について
「丸善リサーチ」と私。

【メンタル】
メンタル・ロック(mental lock)
「俺がガンダムだ!」
あなたの動機はどこから?
あなたは仕事に何を求めているのか。

【音楽と私】
チェリビダッケ&ミュンヘン・フィル/ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調
シューリヒト&ウィーン・フィル/ブルックナー: 交響曲第9番
カイルベルト&ベルリン・フィル/ブルックナー:交響曲第9番
三上ちさこ「I AM Ready!」 〜付・音楽と私

【日記】
神宮詣
定規か電卓か、いや定規と電卓だ。
俺のいちごミルクフォルダが火を噴くぜ 2017
なぜ吸血鬼は自分の血を吸わないのか。 〜AI時代の吸血士のための生存戦略セミナー
ブログURL変更しましたのお知らせ
俺のいちごミルクフォルダが火を噴くぜ 2018
ネット古書店 購入お作法(含、小トラブルご報告)
俺のいちごミルクフォルダが火を噴くぜ 2019

【事務所案内】
はじめに
事務所名について
はじめます!!!
なんでブログを書いているの?
サービスと対価(税理士報酬の場合)
圧倒的インプット
押収品
私たちのファームに新しいクルーがジョインしてくれました!!!!!!
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2026年12月30日

供え本(法学体系書編)

 「供え本」(そなえぼん)とは、読まなくてもよいからさしあたり書棚にお供え(備え)しておきなさい、という本です。

 一度も開かないまま、改訂版が出ても逐一悲しまない(繰り返し経験済み)。
 むしろ改訂版を出してくれたことを喜びましょう。
 持っててよかった、と思うときがくるかもしれないし。 

 ラインナップ、万人向けと個人的嗜好との葛藤が垣間見えるかもしれません。

【憲法】
戸松秀典「憲法」(弘文堂2015)

【行政法】
宇賀克也「行政法概説1 第8版」(有斐閣2023)
宇賀克也「行政法概説2 第8版」(有斐閣2025)
宇賀克也「行政法概説3 第6版」(有斐閣2024)
宇賀克也「地方自治法概説 第11版」(有斐閣2025)
藤田宙靖「新版 行政法総論 上巻」(青林書院2020)
藤田宙靖「新版 行政法総論 下巻」(青林書院2020)
藤田宙靖「行政組織法 第2版」(有斐閣2022)
岡村久道「個人情報保護法 第4版」(商事法務2022)

【民法】
中田裕康「債権総論 第5版」(岩波書店2025)
中田裕康「契約法 新版」(有斐閣2021)
奥田昌道,佐々木茂美「新版 債権総論 上巻」(判例タイムズ社2020)
奥田昌道,佐々木茂美「新版 債権総論 中巻」(判例タイムズ社2021)
奥田昌道,佐々木茂美「新版 債権総論 下巻」(判例タイムズ社2022)

【会社法・商法】
江頭憲治郎「株式会社法 第9版」(有斐閣2024)
田中亘「会社法 第5版」(東京大学出版会2025)
江頭憲治郎「商取引法 第9版」(弘文堂2022)
黒沼悦郎「金融商品取引法 第2版」(有斐閣2020)

【民事手続法】
伊藤眞「民事訴訟法 第9版」(有斐閣2026)
新堂幸司「新民事訴訟法 第6版」(弘文堂2019)
中野 貞一郎,下村 正明 「民事執行法 改訂版」(青林書院2021)
瀬木比呂志「民事保全法 新訂第2版」(日本評論社2020)

【倒産法】
伊藤眞「破産法・民事再生法 第6版」(有斐閣2025)
伊藤眞「会社更生法・特別清算法」(有斐閣2020)

【刑法】
裁判所職員総合研修所「刑法総論講義案 四訂版」(司法協会2018)
西田典之,橋爪隆「刑法各論 第8版」(弘文堂2025)
山口厚「刑法各論 第3版」(有斐閣2024)

【刑事手続法】
酒巻匡「刑事訴訟法 第3版」(有斐閣2024)
三井誠,酒巻匡「入門刑事手続法 第9版」(有斐閣2023)

【租税法】
金子宏「租税法 第24版」(弘文堂2021)

【労働法】
菅野和夫「労働法 第13版」(弘文堂2024)
水町勇一郎「詳解 労働法 第4版」(東京大学出版会2025)
荒木尚志「労働法 第5版」(有斐閣2022)
土田道夫「労働契約法 第3版」(有斐閣2024)

【社会保障法】
菊池馨実「社会保障法 第3版」(有斐閣2022)
堀勝洋「年金保険法 第5版」(法律文化社2022)

【知的財産法】
中山信弘「著作権法 第4版」(有斐閣2023)
中山信弘「特許法 第5版」(弘文堂2023)
加戸守行「著作権法逐条講義 七訂新版」(著作権情報センター2021)
田村善之,清水紀子「特許法講義」(弘文堂2024)

【独占禁止法】
白石忠志「独占禁止法 第4版」(有斐閣2023)
泉水文雄「独占禁止法」(有斐閣2022)

【信託法】
新井誠「信託法 第4版」(有斐閣2014)
道垣内弘人「信託法 第2版」(有斐閣2022)

【保険法】
山下友信「保険法(上)」(有斐閣 2018)
山下友信「保険法(下)」(有斐閣 2022)
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2026年08月19日

造語の世界

 稀に自分で書いた記事を振り返ってみると、そのときの思いつきで産み出した"造語"がそこかしこに見出されます。

 どうしたって、記事を読む際のノイズでしかないのですが、産み出してしまった者の責任(製造者責任)ということで、一覧化してみました(AIが)。

■

日常系税務(リーガルマインド)
 紛争系(訴訟・審判)ではない、平時の実務としての税務対応を指す、このブログの中核コンセプト。

日常系/紛争系
 上記の対概念。判例・訴訟で争われる領域を「紛争系」、そうでない大半の実務を「日常系」と呼ぶ二分法。

通常事例思考
 例外・イレギュラー事例からではなく、制度を普通に利用した典型事例から検討を始めるべきとする方法論。

条項順列思考
 条文の掲載順に従ってそのまま構成してしまう誤った思考パターン。

規範論的アプローチ/類型論的アプローチ
 要件解釈から検討する立場と、類型から検討する立場を対比させた分析枠組み。

事前規範/事後規範
 行為の前に働く規範と、後に働く規範を区分する呼称。

比較事例アプローチ
 規範から演繹せず、類似事例と比較して判断する検討手法。

私法従属アプローチ
 私法上の解釈をそのまま税法解釈に持ち込む手法。

規範レトリック
 《直接・関連・通常・客観》のように様々な規範で使い回されがちなレトリックを指す語。

定義付け解釈
 文理解釈と縮小・拡張解釈の間にある、条文用語の意味内容を確定する解釈操作。

一般命題化
 類推解釈とは型が異なる、条文から一般命題を導く操作。

■

イジり(判例イジり/措置法イジり/入門書イジり)
 条文・判例・書籍を茶化しつつ検討する記事群のジャンル呼称。

インボイス百景
 益税・損税の類型を網羅的に一覧化したもの。

思考巡らし系
 思考実験的な記事群を指すカテゴリ的表現。

法学入門書ソムリエ
 数多くの法学入門書を読み比べる自分の立場を戯れに自称した肩書。

入門書警察
 タイトル詐欺的な「入門書」を取り締まる立場を自嘲的に呼ぶ語。

擬態入門書
 体裁は入門書だが実際は入門書として機能しない書籍。

セドチン(制度陳列系)
 法解釈論を欠いた表面的な制度解説本を指す蔑称。

供え本
 通読目的ではなく、座右に備えておくための書籍を指す造語。

中門書/出門書
 「入門書」に対する対概念。個別法を横串で通す本=中門書、大家の集大成=出門書。

ツンドラー
 「重度積読症」を意味する自称造語。

モニ旅(モニライフ)
 「モニター」+「旅/ライフ」の言葉遊び造語。

表本/裏本
 法令・通達をそのまま並べる税務本=表、実務の落とし穴を補う税務本=裏、とする分類。

お役立ち記事
 タックスアンサーや通達をなぞっただけの表層的な解説記事群を指す揶揄語。

■

オセロ思考
 収入/経費や益金/損金を単純な裏表関係として扱う安易な対称推論を批判する語。

キャバクラテーゼ
 「キャバクラが経費なら保育料も経費」式の粗雑な比較論法を揶揄する造語。

ラディカル文言解釈+反対解釈
 法令に記載のないものは全否定する極端な解釈方針。

規範が横滑りする
 三段論法で大前提の規範から事実に降りず、別の規範に移ってしまう解釈態度。

趣旨ロンダリング(趣旨ロン)
 制度趣旨を別の場面へ無根拠に転用する解釈手法を批判する語。

要件事実ロンダリング
 立証責任の分配を経由して租税法律主義を実質的に潜脱する仕草。

民法会計
 民法上の債権債務発生を仕訳形式で可視化する、架空の会計体系。

仕訳思考/簿記思考
 仕訳が立つ時点を法律上の債務発生時期と誤認する税理士特有の思考パターン。

条件トリック
 停止条件/解除条件のどちらで書くかで実態は同じなのに結論が変わって見える現象。

二重除外(いわゆるジョジョ)
 「給与(通勤手当は除く)は除く」という二重の除外規定構造を指す戯称。

脳テロ
 重要でない図解に紙幅を割く教科書の記述態度を「脳のリソースへのテロ行為」と揶揄した語。

面従腹背システム
 最高裁が過去の大法廷判決に従うふりをしつつ、補足意見で下級審に別方向を指示する構造。

ツンデレ補足意見/シンデレ解釈
 通達を批判しつつ後でフォローする最高裁補足意見を指す表現。

照らす式
 総合較量を明示せず「〜に照らし」とだけ述べる最高裁多数意見の判示手法。

通達みてえな判決
 最高裁判決が実質的に国税庁通達のように下級審を拘束する機能を指す語。

複層的審査基準論
 財産評価判決が複数の規範を段階的に重ねがけしていることを説明する理論枠組み。

税務ミーム/ネコババテーゼ/消費課税テーゼ/両輪駆動テーゼ/権利テーゼ/税負担の累積テーゼ
 仕入税額控除の理由付けをめぐる通説的言説群に付けた名前のシリーズ。

過小課税尻拭い判決/過大課税尻拭い判決
 立法の不備で生じた過小・過大課税を裁判所の解釈で穴埋めする判決類型。

アクロバティック拡張解釈
 裁判所が制度趣旨を強引に広げて課税漏れを埋める解釈手法。

スマッシング反対解釈
 改正されなかった規定を厳格な原則どおりと解すべきとする皮肉な反対解釈。

ズルズル・ゆるゆる運用
 Q&Aや通達が条文を逸脱してなし崩し的に緩和する運用実態。

上澄み/澱み論法
 弁護士の優秀な一部と税理士の劣った一部だけを比較して優劣を論じる詭弁。

■

外付け型/内蔵型
 消費税を本体価格に「外付け」で乗せるか、税込価格に「内蔵」させるかを対比する分類。

転嫁する世界線/転嫁される世界線
 売上側と仕入側を別々の「世界線」と捉える分析モデル。

二枚舌現象
 売上側からは消費税、仕入側からは消費税でないという矛盾を指す語。

幻想消費税法 vs 条文消費税法/空想消費税法 vs 条文消費税法
 建前の説明(幻想・空想)と実際の条文が乖離している様を対比するタイトル的造語。

控除なき納税/課税なき控除
 インボイス制度の非対称な帰結を対比的に表現。

片面適用型インボイス
 売上側・仕入側で片方だけに厳格要件を課す日本のインボイス制度への呼称。

向けテーゼ
 「インボイスさえあれば消費者向け/事業者向けを区別できる」との主張への命名。

錬金術型税制/偽装売上税/なんちゃって付加価値税
 消費者負担額以上を国が徴収してしまう現行制度への評価的呼称。

オフィシャル村八分
 適格者・消費者が非適格者を排除する誘因が制度に内在する現象。

立案の悪魔
 過大課税を見越して設計したとすれば、という仮定への呼称。

課税作法論
 課税の「やり方」を問う新分野として提唱した概念。

ゴムまり理論
 消費税が増えると本体価格が縮む、という売上側からみた関係を表す比喩理論。

主客二元構造
 課税客体(4条)と納税主体(5条)を区別する消費税法の構造。

課税馬/控除馬
 非適格事業者が課税と控除拒否の両方から圧迫される様を表す比喩。

感情税法
 個々人の「キモい」という感覚を尊重すべき、とする表現。

悪魔合体
 リバースチャージと用途区分などの厳格ルールが重なって損税を生む状況。

真正(神聖)リバースチャージ
 用途区分に侵食されず課税と控除が完全一致する理想的なリバースチャージ状態。

ぼくのかんがえたそれなりの消費税法/ぼくのかんがえた理想のインボイス制度
 妄想した消費税法再構成案・インボイス推進派の理想像を皮肉ったタイトル。

本歌取り/焼きごて/サイバー税関
 制度設計上のアイデアの流用・マーキング・捕捉制度を表す比喩表現群。

〈還付をみたら泥棒と思え〉思想
 還付スキーム対策として控除を根本から絶つ立法姿勢への批判的呼称。

すっとぼけ条項
 特定業種優遇を意図しつつ中立的に書かれた政令条項(令49条2項)。

R&F要件(リアルとファンタジーのハイブリッド課税要件)
 仮想要件と現実要件を組み合わせた課税要件の略語。

Q&A裏読み士/Q&A鵜呑み士
 Q&Aの行間を読む実務家と鵜呑みにする実務家を皮肉った資格名風の呼称。

復活詠唱/追加詠唱
 廃止された旧条文を政令が「なお効力を有する」と扱う手法をゲーム的比喩で呼んだ語。

AただしB構文
 Q&Aが矛盾する二段落を「Aだが実はBも」と書く手口を指す構文名。

特定業種優遇税制
 古物商・質屋・宅建・再生資源業などのインボイス特例をまとめて呼ぶ分類名。

益税ネコババ野郎
 免税事業者が益税を着服しているとする非難を皮肉って再構成した表現。

キマイラ税目/キマイラ感
 所得税法の計算過程を借用しつつ独自規定も混在させる継ぎ接ぎ的な地方税法。

特定新規設立法人のインフィニティ感
 「親族等」の「等」による際限ない拡張を指す形容。

事業者/付加価値課税モデル・消費者/消費課税モデル
 非課税取引の仕入税額控除否定を説明する対比的な二つのモデル概念。

そのものテーゼ/仮想消費税(なんちゃって消費税)
 消費税そのものを納税・控除する建付けを指す概念、確定申告前の段階への戯言的呼称。

パッケージ
 売上課税ルールと仕入控除ルールを一体の制度として捉える通俗的理解への批判的造語。

■

実体不要説/実体必要説(金額不要説/金額必要説)
 印紙税の課税判定に契約の実体・金額の一致を要求するかの学説ラベル。

文書無価値一元論/文書・実体無価値二元論
 印紙税法の要件判定を文書のみで行うか実体判断も加えるか、刑法の行為無価値論になぞらえた理論。

二段の推定(の先の)三段の推定
 民訴法の通説「二段の推定」に、形式的証拠力への推定という第三段を加えた独自概念。

意思ミルフィーユ構造論
 意思表示の存在から真意までを層状に細分化して捉える思考枠組み。

パンデクテンの悲劇
 民法総則・債権総論のように条文が総論・各論に分断され学習が非体系的になる現象。

日本法置換説/利用地法説/法適用通則法説/抽象的権利説
 外国の著作権法を国内税法にどう取り込むかについての学説群。

著作権の不行使料
 著作権が「禁止権」である点を踏まえた、あるべき言い換え表現の提案。

支払期日説/発生日説
 「支払確定」の解釈をめぐる対立学説名。

内々部通算
 生活に通常必要でない資産同士でしか損失を通算できないことを指す造語。

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含み税問題/税務トロイの木馬
 贈与時の含み益への将来課税が時価評価に反映されない問題、通達を逆手に取る訴訟戦法。

速感
 速い(粗雑な)感想の意。

改訂チキンレース
 積読本の通読と改訂版出版のどちらが先かを競う状態。

実務書類型論
 実務書を「条文引き写し系」「運営見解垂れ流し系」「制度活用系」等に分類する構想。

緩和通達/限定通達
 省令の要件を緩める方向の通達/逆に上乗せする方向の通達という分類。

イジりセンサー
 法令と通達の齟齬など「イジりがいのある」論点を察知する感覚。

費途不明金
 通達上の「費途が明らかでない」交際費等を指す語(世間一般の「使途不明金」とあえて区別)。

家事時間を業務時間に転換する支出
 保育料等の必要経費性を検討するための独自カテゴリ。

持参債務/非持参債務
 履行場所までの費用負担のデフォルト所在を表す、便宜的な概念。

雑所得�T/雑所得�U
 所得税法35条の雑所得バスケット規定を、積極要件該当型と消去法型に区分した呼称。

立法回路/仮想モデル・現実モデル
 立案者意思が条文・立法趣旨に反映されるプロセスのモデル化。

解釈の幅
 判決確定前は複数の解釈可能性の範囲内であれば個別救済すべきとする概念。

しかた系(の人)
 国税庁ガイド「しかた」の記載を絶対視する人を指す造語。

機能的年末調整論
 異動が各種控除に及ぼす影響を横断的に検討する分析手法。

給付物のドグマ
 給付目的物自体の損害とそれ以外の損害を別系統として扱う見解への命名。

適格神(God of Tax-qualification)
 組織再編税制の適格要件を事後の事情に左右されず神視点で判定する仮想的立場。

マケプレのクレプラ
 Amazonマーケットプレイスの絶版本に付く法外な価格(クレイジープライス)。

法癖(法に関するフェチ)
 手形法の理論を印紙税法に応用したがる自分の性癖を指す語。

イメ鞍(イメージ鞍替え)
 比喩表現の乗り換えを指す造語。

2026年06月24日

『僕らは給与所得に該当するかどうかを《雰囲気》で決めている。』

 《雰囲気》という表現が不穏当だというならば、《社会通念》と言い換えてもよいです。

◯
 前回の記事では、『会社と役員の契約関係は「委任」である』という契約カテゴリをゴリ押しすると、所得税法上どうなるか、というお話しを展開しました(私法従属アプローチ)。

役員に対する通勤手当は「給与」か。 〜所得税法と民法の交錯

 結果、役員の通勤手当には非課税限度額が適用されないなど、現行の課税実務の扱いとは異なる帰結となってしまいました。

 もちろん、こんなものを裁判で争ったところで「100%納税者敗訴」となるに決まっています。とはいえ、裁判所がどんな「理屈」で現行の扱いを正当化するのかは興味があるところ。
 ので、どなたかお暇な役員の方は、非課税限度額を超えた額を給与所得に含めて確定申告したうえで更正の請求をする、というルートで最後まで暴れまわってください。

 前回の記事の裏テーマとして。
 借用概念論では散々と「私法と同じに解せば法的安定性が確保できる」などと私法従属のメリットをアピールするくせに、それ以外の場面では私法従属にあまり興味を持たないという、《論点縦割り思考》を暗に揶揄する記事でもありました。
 「会社・役員間の契約関係は委任」という私法のルールを、なぜガン無視するのかよと。

 そう解さざるをえない事情があるわけですが、その前に「撒き餌」を。

◯
 まず、給与所得該当性に関する、お馴染み最高裁の規範。

最高裁昭和56年4月24日判決(弁護士顧問料事件)
「すなわち、事業所得とは、自己の計算と危険において独立して営まれ、営利性、有償性を有し、かつ反覆継続して遂行する意思と社会的地位とが客観的に認められる業務から生ずる所得をいい、これに対し、給与所得とは雇傭契約又はこれに類する原因に基づき使用者の指揮命令に服して提供した労務の対価として使用者から受ける給付をいう。なお、給与所得については、とりわけ、給与支給者との関係において何らかの空間的、時間的な拘束を受け、継続的ないし断続的に労務又は役務の提供があり、その対価として支給されるものであるかどうかか重視されなければならない。」

 そして、司法改革に巻き込まれて翻弄されまくった、「司法修習生」に対する支給について。

  ア 給費制 →給与所得
  イ 貸与制 →対象外
  ウ 給付制 →雑所得

 最高裁と司法修習生の法的関係、どう捉えるかは議論の余地があるとはいえ。少なくとも、アイウで支給制度が変わるごとに何かが変わったなどということはないはずです。
 のに、特にア・ウの「むかし給与所得、いま雑所得」に変遷したところなど、まるで意味不明です。

 アの給費、上記最高裁(司法)の規範をどう当てはめれば「給与所得」になるのか。
 司法修習生が、最高裁(行政)の「言いなり」にならざるをえないのが現実だとして、そのことをもって指揮命令や空間的・時間的拘束があるとはいえるものの。言い成りが労務の提供に該当し、その対価として給費をもらっている、などという関係にはないでしょう。
 上記規範は、事業所得との区別をするときにしか使えない、射程の極めて狭い規範なんでしょうか。

 仮にそのような対価関係があるのだとして。
 ではなぜ今は「雑所得」になってしまったのか、ということの説明が不能です。正しくは「雑所得」だったので修正してほしかったのだが、残念ながら貸与制が挟まっているうちに時効にかかってしまいました、とでもいうことか(あるいは信義則的な考慮)。

 司法修習生を引き合いに出してしまって申し訳ないとは思いつつ。「給与所得に該当するかどうかを雰囲気で決めている」の代表例として、あまりにも適切すぎたので、ここに挙げさせていただきました。

◯
 で、本論の会社役員。

 会社法上、はっきりと「委任」だと書いてあるわけです。

会社法 第三百三十条(株式会社と役員等との関係)
 株式会社と役員及び会計監査人との関係は、委任に関する規定に従う。


 にもかかわらず、当然のように役員報酬は「給与所得」として扱われています。会社役員についても、最高裁の規範からどうやって給与所得にもっていけるのかが不明です。

 では、なぜ従業員給与と同じ給与所得扱いされているのか。これは所得分類において「役員報酬」の置き場がないからだと思われます。
 もちろん、どの所得分類にも当てはまらなければ「雑所得」として扱われます(バスケット・カテゴリー)。ここでいう「置き場がない」というのは、どこにも当てはまらないという意味ではなく。役員報酬に「ちょうどいい」カテゴリがない、という意味です。

 そもそも会社役員といっても、「雇われ社長」のような従属性ありまくりの人から、「ワンマン社長」のような独立性ありまくりの人までいるわけです。これを一律にどこか特定の所得分類に押し込めるの、無理があるはずです。

 のに、課税実務では、一律に給与所得扱いされているところ。で、特に異論もなさそうです。
 これはなぜか。控除面については「給与所得控除」が適切だと考えられているからなのでしょう。必要経費控除はふさわしくないんだと。

 ここから分かる、所得分類の判定について重要視されていること。
 上記最高裁判決のごとく、指揮命令云々ということではなく。結局のところ、「どのような控除がふさわしいか」という点なのではないでしょうか。弁護士顧問料事件判決も、要するに「給与所得控除使うの許さん。」ということでしょうし。
 各種の《規範レトリック》は単なる後付け。

 司法修習生の受ける給付が給与所得から雑所得に鞍替えしたのも。決して何か性質の変化があったというわけではなく。
 「なんか給与所得控除受けられるのおかしくね?」程度の、(偉い人の)お気持ちの変化があったからではないかと(もちろん、こんなものは単なる邪推ですけど、それぐらいの暴論でなければ給与所得から雑所得への鞍替えを、説明することはできそうもない)。

 ちなみに、雑所得であっても必要経費控除ができることにはなっていますが、現実には引けるものがない、というのが最高裁(行政)及び最高裁(司法)の見解(厳密には、上告不受理なので明示はされていませんが、司法側が行政側と違う見解を出すことは期待できない)。

◯
 先日の「必要経費性」について論じた記事では、「上位規範」によって必要経費性の判定をコントロールするのを諦めて、事例群ごとの「下位規範」によりコントロールすべきでは、ということを論じました。

「保育料は必要経費か」はどのように判断すればよいか? 〜《規範の学》としての法学の有用性
「保育料は必要経費か」はどのように判断すればよいか?(続) 〜《規範の学》としての法学の有用性

 「給与所得」該当性についても同じで。
 最高裁の定立したようなリジッドな規範では、給与所得とすべき場合を網羅しきれないわけです。

  ア 使用者の指揮命令下にある、古典的な労働者
  イ 会社役員、執行役員(委任型)、管理監督者、高プロ適用の労働者など
  ウ 指揮命令下にあるというのに、労務の提供をしているわけではない司法修習生(旧)
  エ ・・・

 上位規範としてはこれら事例群を包含した緩い規範だけを定立しておいて。あとは事例群ごとの下位規範を定立する、という遣り口でいくのが適切ではないか。
 というのが私の問題意識です。
posted by ウロ at 10:56| Comment(0) | 所得税法

2026年06月23日

役員に対する通勤手当は「給与」か。 〜所得税法と民法の交錯

 前回の記事を書きながら、バックグラウンドで嫌な感じがしていました。

通勤手当は「給与」か。 〜所得税法と消費税法の交錯

 従業員はさておき、「役員」にとって通勤手当は給与なのだろうかと。
 これの何が「嫌な感じ」なのか、以下、敷衍します。

◯
 役員給与(役員報酬)、《法人税法》の世界では損金算入制限ルールによりガチガチに固められているところです。

 他方で、《所得税法》の世界では、ざっくりと従業員給与と同じ「給与所得」の括りで扱われてしまっています(ただし、学資金や社宅などのフリンジ・ベネフィット周りで異なる扱いがされている)。

 前回記事では、労務提供義務は「持参債務」だから、通勤手当は給与に含まれるが非課税となる、と説明しました。他方で、消費税法では通勤手当も給与のはずなのに課税仕入れとして扱われており。そのことの文理上の説明が困難だと記述しました。

◯
 さて、ここで疑問に思ったこと。
 役員に支給する通勤手当は、従業員に対するそれと同じ扱いなのだろうかと(語感はおかしいものの、役員に対するものも「通勤手当(通勤費)」と呼称します)。

 というのも、「雇用契約」における労務提供義務が持参債務であることについては、明確に言われているのに対し。「委任契約」における事務処理義務が持参債務かどうかは、明示的に示されていないように思われます(「取りこぼしなく、網羅的に地の足をついた議論をする」ということをサボりがちなのが、《法学》という学問の特徴。特定の論点に偏りがち)。

 考えてみるに。
 雇用契約は「とにかく会社まで来い。そこから指揮監督のもと労務提供してもらう。」というコンセプトなのに対して。委任契約の場合は、善管注意義務に従いつつ、最大限のパフォーマンスを発揮することが求められているのであり、必ずしも履行場所を特定する必然性はありません。
 それゆえ、会社に行くことが当然に「委任の本旨」に組み込まれている、ということはできないでしょう。

民法 第六百四十四条(受任者の注意義務)
 受任者は、委任の本旨に従い、善良な管理者の注意をもって、委任事務を処理する義務を負う。


 とすると、雇用契約における労務提供義務が持参債務だからといって、委任契約でも同様に事務処理義務が持参債務だと決定することはできないように思われます。
(なお、本記事でいう《持参債務/非持参債務》というのは、「債務の本質論」みたいなものを展開しているのではなく。履行場所まで行くことは債務者・債権者いずれの「費用負担」とするのがデフォルトか、を表す記号として用いています。ちなみに、「取立債務」を使わないのはなんとなくの違和感からです。)

◯
 委任に関する事務処理費用についての規定としては、民法650条があります。

民法 第六百五十条(受任者による費用等の償還請求等)
1 受任者は、委任事務を処理するのに必要と認められる費用を支出したときは、委任者に対し、その費用及び支出の日以後におけるその利息の償還を請求することができる。
2 受任者は、委任事務を処理するのに必要と認められる債務を負担したときは、委任者に対し、自己に代わってその弁済をすることを請求することができる。この場合において、その債務が弁済期にないときは、委任者に対し、相当の担保を供させることができる。
3 受任者は、委任事務を処理するため自己に過失なく損害を受けたときは、委任者に対し、その賠償を請求することができる。


 この規定だけでははっきりしないものの。
 委任事務を処理する上で会社まで行く必要があるのであれば、役員は同条に基づき会社に通勤費を請求できるのは確かです。ここから、事務処理義務のデフォルトは「非持参債務」であって、役員にとっての通勤費は、役員賞与ではなく「実費弁償」に該当すると捉えることができそうです。

◯
 では、事務処理義務が「持参債務ではない」と法性決定できたとして、税法上はどういう違いがあるでしょうか。

・所得税が課税されるか(所得税法)
  持参債務 給与だが非課税(非課税限度額あり) △
  非持参債務 給与じゃないから対象外 ◯

・課税仕入か(消費税法)
  持参債務 給与だけどなぜか課税仕入 ◯
  非持参債務 給与じゃないから当然に課税仕入 ◯

・賃上げ税制(租税特別措置法)
  持参債務 役員だから対象外 ×
  非持参債務 役員だから対象外 ×

 結論の違いは、所得税の「非課税限度額」があるかどうかのところだけです。
 役員の通勤費が「実費弁償」なのであれば、非課税限度額を超えた遠隔地から会社にかよった場合でも、全額所得から除外されることになるはずです(もちろん何の必要もないのに会社にいく、などという場合は別)。

 文理解釈としても、所得税法9条1項5号には「通勤」と書いてあるのであり。役員が会社に行くことは「通勤」ではないことから、同規定は適用されない、と解することができます(当記事で「通勤」と記述しているのは、あくまでも便宜的)。

 一般的な通念とは異なるものの。雇用契約/委任契約の違いに着目するならば、このような理解に思い至るのではないでしょうか。

 もちろん、こんなものは畢竟独自の珍説であり。役員報酬が(委任契約に基づくものでありながら)所得税法の世界で「給与所得」扱いされてしまった時点で、雇用契約/委任契約の違いを軸とする立論は成り立ちえない、と言われてしまえばそれまでの話です。

◯
 まあ、税法についてはこの程度の違いしかない、といって差し支えないかと思います。
 問題は社保の報酬に該当するかどうかです。

 もし、通勤手当が社保の報酬に該当する理由が、「持参債務」であることを根拠としているのであれば、役員に対する通勤手当は報酬から除外しなければならないことになります。

 なのですが、社保の報酬該当性については、所得税法における所得該当性の比じゃないくらい、見通しの悪いルールにより運用されているように思えます(税理士から見て、ですが)。
 ので、ここではあくまでも問題提起にとどめ、これ以上は何も触れないこととします(おそらく社保も、従業員給与と同じ報酬扱いされた時点で、終わっている)。
posted by ウロ at 09:34| Comment(0) | 所得税法