2026年08月19日

造語の世界

 稀に自分で書いた記事を振り返ってみると、そのときの思いつきで産み出した"造語"がそこかしこに見出されます。

 どうしたって、記事を読む際のノイズでしかないのですが、産み出してしまった者の責任(製造者責任)ということで、一覧化してみました(AIが)。

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日常系税務(リーガルマインド)
 紛争系(訴訟・審判)ではない、平時の実務としての税務対応を指す、このブログの中核コンセプト。

日常系/紛争系
 上記の対概念。判例・訴訟で争われる領域を「紛争系」、そうでない大半の実務を「日常系」と呼ぶ二分法。

通常事例思考
 例外・イレギュラー事例からではなく、制度を普通に利用した典型事例から検討を始めるべきとする方法論。

条項順列思考
 条文の掲載順に従ってそのまま構成してしまう誤った思考パターン。

規範論的アプローチ/類型論的アプローチ
 要件解釈から検討する立場と、類型から検討する立場を対比させた分析枠組み。

事前規範/事後規範
 行為の前に働く規範と、後に働く規範を区分する呼称。

比較事例アプローチ
 規範から演繹せず、類似事例と比較して判断する検討手法。

私法従属アプローチ
 私法上の解釈をそのまま税法解釈に持ち込む手法。

規範レトリック
 《直接・関連・通常・客観》のように様々な規範で使い回されがちなレトリックを指す語。

定義付け解釈
 文理解釈と縮小・拡張解釈の間にある、条文用語の意味内容を確定する解釈操作。

一般命題化
 類推解釈とは型が異なる、条文から一般命題を導く操作。

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イジり(判例イジり/措置法イジり/入門書イジり)
 条文・判例・書籍を茶化しつつ検討する記事群のジャンル呼称。

インボイス百景
 益税・損税の類型を網羅的に一覧化したもの。

思考巡らし系
 思考実験的な記事群を指すカテゴリ的表現。

法学入門書ソムリエ
 数多くの法学入門書を読み比べる自分の立場を戯れに自称した肩書。

入門書警察
 タイトル詐欺的な「入門書」を取り締まる立場を自嘲的に呼ぶ語。

擬態入門書
 体裁は入門書だが実際は入門書として機能しない書籍。

セドチン(制度陳列系)
 法解釈論を欠いた表面的な制度解説本を指す蔑称。

供え本
 通読目的ではなく、座右に備えておくための書籍を指す造語。

中門書/出門書
 「入門書」に対する対概念。個別法を横串で通す本=中門書、大家の集大成=出門書。

ツンドラー
 「重度積読症」を意味する自称造語。

モニ旅(モニライフ)
 「モニター」+「旅/ライフ」の言葉遊び造語。

表本/裏本
 法令・通達をそのまま並べる税務本=表、実務の落とし穴を補う税務本=裏、とする分類。

お役立ち記事
 タックスアンサーや通達をなぞっただけの表層的な解説記事群を指す揶揄語。

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オセロ思考
 収入/経費や益金/損金を単純な裏表関係として扱う安易な対称推論を批判する語。

キャバクラテーゼ
 「キャバクラが経費なら保育料も経費」式の粗雑な比較論法を揶揄する造語。

ラディカル文言解釈+反対解釈
 法令に記載のないものは全否定する極端な解釈方針。

規範が横滑りする
 三段論法で大前提の規範から事実に降りず、別の規範に移ってしまう解釈態度。

趣旨ロンダリング(趣旨ロン)
 制度趣旨を別の場面へ無根拠に転用する解釈手法を批判する語。

要件事実ロンダリング
 立証責任の分配を経由して租税法律主義を実質的に潜脱する仕草。

民法会計
 民法上の債権債務発生を仕訳形式で可視化する、架空の会計体系。

仕訳思考/簿記思考
 仕訳が立つ時点を法律上の債務発生時期と誤認する税理士特有の思考パターン。

条件トリック
 停止条件/解除条件のどちらで書くかで実態は同じなのに結論が変わって見える現象。

二重除外(いわゆるジョジョ)
 「給与(通勤手当は除く)は除く」という二重の除外規定構造を指す戯称。

脳テロ
 重要でない図解に紙幅を割く教科書の記述態度を「脳のリソースへのテロ行為」と揶揄した語。

面従腹背システム
 最高裁が過去の大法廷判決に従うふりをしつつ、補足意見で下級審に別方向を指示する構造。

ツンデレ補足意見/シンデレ解釈
 通達を批判しつつ後でフォローする最高裁補足意見を指す表現。

照らす式
 総合較量を明示せず「〜に照らし」とだけ述べる最高裁多数意見の判示手法。

通達みてえな判決
 最高裁判決が実質的に国税庁通達のように下級審を拘束する機能を指す語。

複層的審査基準論
 財産評価判決が複数の規範を段階的に重ねがけしていることを説明する理論枠組み。

税務ミーム/ネコババテーゼ/消費課税テーゼ/両輪駆動テーゼ/権利テーゼ/税負担の累積テーゼ
 仕入税額控除の理由付けをめぐる通説的言説群に付けた名前のシリーズ。

過小課税尻拭い判決/過大課税尻拭い判決
 立法の不備で生じた過小・過大課税を裁判所の解釈で穴埋めする判決類型。

アクロバティック拡張解釈
 裁判所が制度趣旨を強引に広げて課税漏れを埋める解釈手法。

スマッシング反対解釈
 改正されなかった規定を厳格な原則どおりと解すべきとする皮肉な反対解釈。

ズルズル・ゆるゆる運用
 Q&Aや通達が条文を逸脱してなし崩し的に緩和する運用実態。

上澄み/澱み論法
 弁護士の優秀な一部と税理士の劣った一部だけを比較して優劣を論じる詭弁。

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外付け型/内蔵型
 消費税を本体価格に「外付け」で乗せるか、税込価格に「内蔵」させるかを対比する分類。

転嫁する世界線/転嫁される世界線
 売上側と仕入側を別々の「世界線」と捉える分析モデル。

二枚舌現象
 売上側からは消費税、仕入側からは消費税でないという矛盾を指す語。

幻想消費税法 vs 条文消費税法/空想消費税法 vs 条文消費税法
 建前の説明(幻想・空想)と実際の条文が乖離している様を対比するタイトル的造語。

控除なき納税/課税なき控除
 インボイス制度の非対称な帰結を対比的に表現。

片面適用型インボイス
 売上側・仕入側で片方だけに厳格要件を課す日本のインボイス制度への呼称。

向けテーゼ
 「インボイスさえあれば消費者向け/事業者向けを区別できる」との主張への命名。

錬金術型税制/偽装売上税/なんちゃって付加価値税
 消費者負担額以上を国が徴収してしまう現行制度への評価的呼称。

オフィシャル村八分
 適格者・消費者が非適格者を排除する誘因が制度に内在する現象。

立案の悪魔
 過大課税を見越して設計したとすれば、という仮定への呼称。

課税作法論
 課税の「やり方」を問う新分野として提唱した概念。

ゴムまり理論
 消費税が増えると本体価格が縮む、という売上側からみた関係を表す比喩理論。

主客二元構造
 課税客体(4条)と納税主体(5条)を区別する消費税法の構造。

課税馬/控除馬
 非適格事業者が課税と控除拒否の両方から圧迫される様を表す比喩。

感情税法
 個々人の「キモい」という感覚を尊重すべき、とする表現。

悪魔合体
 リバースチャージと用途区分などの厳格ルールが重なって損税を生む状況。

真正(神聖)リバースチャージ
 用途区分に侵食されず課税と控除が完全一致する理想的なリバースチャージ状態。

ぼくのかんがえたそれなりの消費税法/ぼくのかんがえた理想のインボイス制度
 妄想した消費税法再構成案・インボイス推進派の理想像を皮肉ったタイトル。

本歌取り/焼きごて/サイバー税関
 制度設計上のアイデアの流用・マーキング・捕捉制度を表す比喩表現群。

〈還付をみたら泥棒と思え〉思想
 還付スキーム対策として控除を根本から絶つ立法姿勢への批判的呼称。

すっとぼけ条項
 特定業種優遇を意図しつつ中立的に書かれた政令条項(令49条2項)。

R&F要件(リアルとファンタジーのハイブリッド課税要件)
 仮想要件と現実要件を組み合わせた課税要件の略語。

Q&A裏読み士/Q&A鵜呑み士
 Q&Aの行間を読む実務家と鵜呑みにする実務家を皮肉った資格名風の呼称。

復活詠唱/追加詠唱
 廃止された旧条文を政令が「なお効力を有する」と扱う手法をゲーム的比喩で呼んだ語。

AただしB構文
 Q&Aが矛盾する二段落を「Aだが実はBも」と書く手口を指す構文名。

特定業種優遇税制
 古物商・質屋・宅建・再生資源業などのインボイス特例をまとめて呼ぶ分類名。

益税ネコババ野郎
 免税事業者が益税を着服しているとする非難を皮肉って再構成した表現。

キマイラ税目/キマイラ感
 所得税法の計算過程を借用しつつ独自規定も混在させる継ぎ接ぎ的な地方税法。

特定新規設立法人のインフィニティ感
 「親族等」の「等」による際限ない拡張を指す形容。

事業者/付加価値課税モデル・消費者/消費課税モデル
 非課税取引の仕入税額控除否定を説明する対比的な二つのモデル概念。

そのものテーゼ/仮想消費税(なんちゃって消費税)
 消費税そのものを納税・控除する建付けを指す概念、確定申告前の段階への戯言的呼称。

パッケージ
 売上課税ルールと仕入控除ルールを一体の制度として捉える通俗的理解への批判的造語。

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実体不要説/実体必要説(金額不要説/金額必要説)
 印紙税の課税判定に契約の実体・金額の一致を要求するかの学説ラベル。

文書無価値一元論/文書・実体無価値二元論
 印紙税法の要件判定を文書のみで行うか実体判断も加えるか、刑法の行為無価値論になぞらえた理論。

二段の推定(の先の)三段の推定
 民訴法の通説「二段の推定」に、形式的証拠力への推定という第三段を加えた独自概念。

意思ミルフィーユ構造論
 意思表示の存在から真意までを層状に細分化して捉える思考枠組み。

パンデクテンの悲劇
 民法総則・債権総論のように条文が総論・各論に分断され学習が非体系的になる現象。

日本法置換説/利用地法説/法適用通則法説/抽象的権利説
 外国の著作権法を国内税法にどう取り込むかについての学説群。

著作権の不行使料
 著作権が「禁止権」である点を踏まえた、あるべき言い換え表現の提案。

支払期日説/発生日説
 「支払確定」の解釈をめぐる対立学説名。

内々部通算
 生活に通常必要でない資産同士でしか損失を通算できないことを指す造語。

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含み税問題/税務トロイの木馬
 贈与時の含み益への将来課税が時価評価に反映されない問題、通達を逆手に取る訴訟戦法。

速感
 速い(粗雑な)感想の意。

改訂チキンレース
 積読本の通読と改訂版出版のどちらが先かを競う状態。

実務書類型論
 実務書を「条文引き写し系」「運営見解垂れ流し系」「制度活用系」等に分類する構想。

緩和通達/限定通達
 省令の要件を緩める方向の通達/逆に上乗せする方向の通達という分類。

イジりセンサー
 法令と通達の齟齬など「イジりがいのある」論点を察知する感覚。

費途不明金
 通達上の「費途が明らかでない」交際費等を指す語(世間一般の「使途不明金」とあえて区別)。

家事時間を業務時間に転換する支出
 保育料等の必要経費性を検討するための独自カテゴリ。

持参債務/非持参債務
 履行場所までの費用負担のデフォルト所在を表す、便宜的な概念。

雑所得�T/雑所得�U
 所得税法35条の雑所得バスケット規定を、積極要件該当型と消去法型に区分した呼称。

立法回路/仮想モデル・現実モデル
 立案者意思が条文・立法趣旨に反映されるプロセスのモデル化。

解釈の幅
 判決確定前は複数の解釈可能性の範囲内であれば個別救済すべきとする概念。

しかた系(の人)
 国税庁ガイド「しかた」の記載を絶対視する人を指す造語。

機能的年末調整論
 異動が各種控除に及ぼす影響を横断的に検討する分析手法。

給付物のドグマ
 給付目的物自体の損害とそれ以外の損害を別系統として扱う見解への命名。

適格神(God of Tax-qualification)
 組織再編税制の適格要件を事後の事情に左右されず神視点で判定する仮想的立場。

マケプレのクレプラ
 Amazonマーケットプレイスの絶版本に付く法外な価格(クレイジープライス)。

法癖(法に関するフェチ)
 手形法の理論を印紙税法に応用したがる自分の性癖を指す語。

イメ鞍(イメージ鞍替え)
 比喩表現の乗り換えを指す造語。
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